前回メモし忘れていたもの。

読了。

夜間飛行 (新潮文庫)

夜間飛行 (新潮文庫)

サン=デグジュペリといえば『星の王子様』だが、以前読んだ『人間の大地』と合わせてこうした作品がもっと読まれるべきでないだろうかとおもう。
リヴィエールのどこか非人間的で、内心は揺れながらも、ひたすらに自らの目的へと突き進む姿。


もうすぐ絶滅するという紙の書物について

もうすぐ絶滅するという紙の書物について

話題になっていたし好きなテーマということでついに読んでみた。手に取ったときの重さの違和感(おもったより軽い)や外側が真っ青に塗られているページなど、「紙の本」ならではの本。
ただ内容はいまいちピンとこなかったというか、わかっていることを繰り返されているような気分になった(もちろん私は二人の話の一割だってわかってはいないわけだが) おそらく二人の本を読むことで二人の本に対する姿勢というものを少なからずわかっている人なら、この本を面白く読めるのだろうとおもった。
時間と人の目を経ている古典作品は当時よりも今のほうが「よっぽど」豊かに読めるという話。


読書の歴史―あるいは読者の歴史 (叢書Laurus)

読書の歴史―あるいは読者の歴史 (叢書Laurus)

今 "A Reader on Reading" を読んでいるのだが、マングエルの本は同じ事柄・テーマが繰り返されることを知った。もちろんそれが悪いわけではない。


借りてきた。

奇想の美術館 イメージを読み解く12章

奇想の美術館 イメージを読み解く12章


『読書の歴史―あるいは読者の歴史』からの書き抜きメモ。

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