2011-01-01から1年間の記事一覧

読了。翻訳夜話 (文春新書)作者: 村上春樹,柴田元幸出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/10/20メディア: 新書購入: 13人 クリック: 95回この商品を含むブログ (171件) を見るこの一カ月ほどちまちまと文章を訳していたので、なかなか面白く読めた。 中に…

読了。黄色い本 (KCデラックス)作者: 高野文子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/02/20メディア: コミック購入: 23人 クリック: 170回この商品を含むブログ (200件) を見る

読了。百歳日記 (生活人新書)作者: まど・みちお出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2010/11/06メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (8件) を見る 生きているということは、何もかも全部生きているということです。生きているということは、いつ…

読了。ファウスト―ヨーロッパ的人間の原型 (講談社学術文庫)作者: 小塩節出版社/メーカー: 講談社発売日: 1996/02メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る『ファウスト』と合わせて読了。ゲーテの思想とファウストのルーツや行動を照らし合わせなが…

読了。「ジャパン」はなぜ負けるのか─経済学が解明するサッカーの不条理作者: サイモン・クーパー,ステファン・シマンスキー,森田浩之出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2010/03/24メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 75回この商品を含むブログ (19件) を見…

私は今までの十数年間、小説を書くことが好きだった。 くだらないものばかりでも構わなかった。もちろん誰かに読んでもらいたいというのはあったけど(でなければHPなんて作らない)、それで誰かに褒められたいという気持ちは薄かった。どうせ使う人もいない…

アルベルト・マングエルのエル・パイス紙上での2008年のデジタル・インタビューを訳してみた。

読了。シェイクスピア時代 (1979年) (中公新書)作者: 高橋康也,樺山紘一出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1979/01メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る中世とルネサンスの歴史に対する時間感覚の違いが興味深かった。 あとちらほらジョン・ダ…

エル・パイスにボルヘスが寄稿した Hay quienes no pueden imaginar un mundo sin pájaros | Edición impresa | EL PAÍS を訳してみた。

アルベルト・マングエルの2007年のインタビュー"Leer será en el futuro un acto de rebeldía" | Edición impresa | EL PAÍSを訳してみた。

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))作者: ロバート・A・ハインライン,福島正実出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1979/05メディア: 文庫購入: 46人 クリック: 601回この商品を含むブログ (469件) を見る猫好きで年齢差カップル好きの自分としてはツボすぎた。…

読了。奇想の美術館 イメージを読み解く12章作者: アルベルトマングェル,野中邦子出版社/メーカー: 白水社発売日: 2010/11/30メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (8件) を見る絵画・写真・彫刻・建築からマングエルがそれぞれ数作品ずつ取…

前回メモし忘れていたもの。読了。夜間飛行 (新潮文庫)作者: サン=テグジュペリ,堀口大學出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1956/02/22メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 75回この商品を含むブログ (209件) を見るサン=デグジュペリといえば『星の王子様』だ…

生きている。 当分つけていなかった読書メモ。ケルト神話と中世騎士物語―「他界」への旅と冒険 (中公新書)作者: 田中仁彦出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1995/07/25メディア: 新書購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (12件) を見る中世叙事…

以前ここでも書いた朗読ustを当面休止することにした。 これまでの録音分。 『イギリス人の患者』 1. 屋敷(6‐34頁) 『イギリス人の患者』 2. 廃墟の縁(前半)(35‐69頁) 『イギリス人の患者』 2. 廃墟の縁(後半)(69‐86頁) 『イギリス人の患者』 3. いつか…

京都国立近代美術館で開催されている「パウル・クレー展―おわらないアトリエ」を見てきた。 正直な話、クレーはわからないといったところだ。淡い色使いや白黒の糊絵具による線画などは気に入ったのだが、自分の中の何かが動かない。以前「マグリットは見に…

機会があったので珍しく映画を見に行った。『アレクサンドリア』。 以下ネタバレ。

購入。海上の道 (岩波文庫 青 138-6)作者: 柳田國男出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1978/10/16メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 25回この商品を含むブログ (32件) を見る メモ。寺田寅彦 バイオリンを弾く物理学者作者: 末延芳晴出版社/メーカー: 平凡…

知り合いの人たちと連れ立って堺市博物館で行われていた「生誕150周年記念アルフォンス・ミュシャ展」および堺市立文化館のアルフォンス・ミュシャ館を見てきた。 アルフォンス・ミュシャというと華麗な女性を描いたポスターで知られるが、私はどうもミュシ…

東北沖太平洋地震、幸い私の住んでいる場所は揺れもなく直接的被害はまったくなかった。 ただ、一種の躁鬱状態に陥っていた一週間だった。被害状況を逐一鮮明に伝え続けるテレビに「何故自分は無事なのか?」という自問をしてしまう人なども多く見受けられた…

M.オンダーチェ『イギリス人の患者』を朗読するのを USTREAM でときおり配信している。配信ページ→「朗読と誤読の間」 イギリス人の患者 (新潮文庫)作者: マイケルオンダーチェ,Michael Ondaatje,土屋政雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1999/03メディア: …

読了。無限の言語―初期評論集 (ボルヘス・コレクション)作者: J.L.ボルヘス,旦敬介出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2001/03/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る「文学的信仰告白」が一番おもしろかったかな。二十代のころの評論のアン…