小学校か中学校の国語の教科書に、若い白樺の木がなかなか上手く歌えないのだが、歌を教える古い白樺が嵐で倒れ薪にされ燃えるときに上手く歌えるようになる、っていう話があったような……。
ということをフィンランドの森の番組を見ながら思い出した。
メモ。

  • 樹齢三十年ほどの松ノ木の皮を剥いで*1、数年後に倒して蒸し焼きにしてタールを抽出する。
  • 松ノ木の皮を剥いで、そこに死人の名と生没年を刻む風習。
  • 夏至の日には白樺の枝を家の周りや家の中に飾り、床に白樺の葉を敷き詰める。
  • 夏の間は子どもが森に隠れ家を作る。*2
  • 熊は天からの死者で、熊を殺したときは天に帰れるように祭る。*3その後、頭蓋骨を松ノ木にかける。
  • 熊を狩るときは森に一晩泊まり、断食。水のみ。*4
  • サウナの薪は白樺。火力が強い。

*1:表皮を守るために松脂が大量に出る。

*2:さすがムーミンの国w「ムーミンパパ海に行く」にムーミンが隠れ家を作る話がある。

*3:それ何てアイヌ?でもスカンジナビア三国はアジア系と似通っているらしいからなあ。

*4:人間の匂いを消すためだと思う。