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最初「時間です」とタイトルつけようとして、「あ、まずいか」と思った。
谷川俊太郎著、詩集「はだか」より。
詩「さようなら」
ぼくもういかなきゃなんない
すぐいかなきゃなんない
どこへいくのかわからないけど
さくらなみきのしたをとおって
おおどおりをしんごうでわたって
いつもながめてるやまをめじるしに
ひとりでいかなきゃなんない
どうしてなのかしらないけど
おかあさんごめんなさい
おとうさんにやさしくしてあげて
ぼくすききらいいわずになんでもたべる
ほんもいまよりたくさんよむとおもう
よるになったらほしをみる
ひるはいろいろなひととはなしをする
そしてきっといちばんすきなものをみつける
みつけたらたいせつにしてしぬまでいきる
だからとおくにいてもさびしくないよ
ぼくもういかなきゃなんない
- 作者: 大江健三郎,大江ゆかり
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自分がいつごろこの本を読んだかははっきりと覚えてないけど、妙にインパクトのある話だった。
というかこれ、もしかしたら以前どこかで書いたか?
- 作者: 谷川俊太郎
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- 発売日: 1982/03/12
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しかし谷川俊太郎さんの経歴を見たときに何にビビッたかというと佐野洋子さんと結婚していたこと。*1 そして谷川さんの元妻*2の岸田衿子さんは田村隆一さんとも結婚していた*3というのにもっとビビッた。荒俣宏さんと杉浦日向子さんが結婚していた*4というのと同じくらいビビッた話。