最初「時間です」とタイトルつけようとして、「あ、まずいか」と思った。


谷川俊太郎著、詩集「はだか」より。

詩「さようなら」

ぼくもういかなきゃなんない
すぐいかなきゃなんない
どこへいくのかわからないけど
さくらなみきのしたをとおって
おおどおりをしんごうでわたって
いつもながめてるやまをめじるしに
ひとりでいかなきゃなんない
どうしてなのかしらないけど
おかあさんごめんなさい
おとうさんにやさしくしてあげて
ぼくすききらいいわずになんでもたべる
ほんもいまよりたくさんよむとおもう
よるになったらほしをみる
ひるはいろいろなひととはなしをする
そしてきっといちばんすきなものをみつける
みつけたらたいせつにしてしぬまでいきる
だからとおくにいてもさびしくないよ
ぼくもういかなきゃなんない


「自分の木」の下で

「自分の木」の下で

この本の中で、熱をだして医者もだめだといった大江さんが自分は死ぬのだろうかと聞いたとき、お母さんが「死なないように願っている」と答えた上で、「もし死んでももう一度産んであげる。それは違うこどもでなく、同じこどもだ」と言って、熱が下がった大江さんは自分は死んでしまったこどもの代わりで、だから学校に行ってその死んでしまったこどもの見たり聞いたり感じてきたことを言葉にすることをしなければならないと思ったという話がある。
自分がいつごろこの本を読んだかははっきりと覚えてないけど、妙にインパクトのある話だった。
というかこれ、もしかしたら以前どこかで書いたか?


ながらく謎だった「これはのみのぴこ」を発見。


しかし谷川俊太郎さんの経歴を見たときに何にビビッたかというと佐野洋子さんと結婚していたこと。*1 そして谷川さんの元妻*2岸田衿子さんは田村隆一さんとも結婚していた*3というのにもっとビビッた。荒俣宏さんと杉浦日向子さんが結婚していた*4というのと同じくらいビビッた話。

*1:すでに離婚

*2:谷川さんは三回結婚している

*3:これも離婚した。というか田村さんは五回結婚している

*4:これも離こry