借りてきて読了。

翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)

翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)

キャッチャー・イン・ザ・ライ』を読んでいなければどうしようもなかったという。


作家の家―創作の現場を訪ねて

作家の家―創作の現場を訪ねて

ユルスナールの家が見れたのがよかった。
モラヴィアの海に面した家が美しい。


いまファンタジーにできること

いまファンタジーにできること

いずれ入手しようとおもう。

旧約聖書の神は言う。「光あれ」その聖書によれば、人間だけが神の姿をかたどっているそうだ。ゆえに、神と私たちだけが、「光あれ」と言える。
でも、そうなら、朝の四時に雄鶏はなんと言っているのだろう。

アウグスト・モンテロッソの小説に、動物はそれぞれ自分の姿をかたどった神を信じているという話があったような気がする。ふとそれを思い出した。

そしてそのアイデアは私をしっかりとくわえました。ブルドッグのように。いや、むしろ、ウワバミのように――それは私をぐるぐる巻きにして、むさぼり食いました。わたしはそれ自体になりました。小説を書くということはそういうことです。ウワバミの内側に棲むゾウになること。星の王子様はそのことを知り尽くしていました。


ル=グウィンの母が『イシ――北米最後の野生インディアン』を書いた人だと知った。