ヘルマン・ヘッセの「庭仕事の愉しみ」をちまちまと読み進めている。ヘッセはどうも一気に読み通すよりは、少しずつ少しずつ噛み砕くように読むのが向いている気がする。

庭仕事の愉しみ

庭仕事の愉しみ

その中で、「クリングゾルの最後の夏」というヘッセの小説のタイトルを見つける。注釈には以下の通り。

ヘッセの小説『クリングゾルの最後の夏』(一九二〇)。色彩の音を聴き、音を色彩でとらえる画家クリングゾルの物語。

何だその、私に読めと言わんばかりに魅力的な内容は。