http://d.hatena.ne.jp/tempai/20090516/p1
昨日これを見て何か書こうかなあと思ったが、やめておいたらけっこう盛り上がっていた。
筆者さんは「紙の本とは印刷の技術」であり、今後その「技術」が他の技術*1に取って代わられる可能性があると述べている。
まあ、印刷した紙の本が希少なものになる可能性はあるとおもうが、100%は誇張表現だとはおもう。*2
とりあえずみんな紙の本が好きなんだなあとほのぼのした。けっきょく、どれほどそれより「優れた」技術があっても、愛されるものはそれなりに残っていくとおもう。いつまで愛され続けるかはわからないが。
まあ、メーカーがその気持ちをいつまで汲んでくれるかってのもあるが……。


「図書館」。

「解決策がないまま、現在も膨張しつつあるコンピューター上の財産は、いつ消失してもおかしくないと言う深刻な危険を抱えているのだ。」

先日その恐怖を味わった……。いやまあ消えなかったけど、きちんと印刷して残しておかないとなあと再確認。どこに置いておくんだというツッコミが出るが。

電子メディアは、実用面で人をさまざまに助けてくれる(事実、大いに助かっている)とはいえ、万事に向いているわけではなく、できないことに責任をもてるはずもない。本のように全世界の過去がしまいこまれた容器にはなれない。ウェブを本の代用にする目的でさまざまな道具や仕掛けが考案されてはいても、ウェブは本ではないし、本のかわりにもなれない。

もう一つ、電子メディアと紙の本とが、どちらがどちらかを駆逐するというより、共存の形を取るだろうと話していたとおもうんだが……どこだったかなー。


紙の本がコレクターグッズになった世界を書いた短編とかないだろうか。*3

*1:電子リーダーブックなど

*2:わざとだとはおもう……そんなエサに俺がつられry

*3:自分で書いて満足しろと言われるかもしれないが、絶対どこかにあると思う