前回の借り出し期限を越えた分の罰則期間が終わったので。

となりのカフカ (光文社新書)

となりのカフカ (光文社新書)

カフカってこんな人ですよー」な簡単な伝記。しかし最大の問題は自分はカフカを読んだことがないことだ。


芸術のパトロンたち (岩波新書)

芸術のパトロンたち (岩波新書)

おまえは何を言っているんだ」とつっこまれること覚悟で言うと、パトロンというものになってみたいという願望がある。よく宝くじで〜というIF話があるが、自分ならとある人に「生活費とか書籍代とかもろもろ私が出しますから 描 い て く だ さ い !」と申し出てみたい。そして華麗に断られたい(待て)
しかしパトロンというのは安定的かつ過剰な収入を持っていることが前提にあるので、宝くじが当たった程度でそんなことを申し出てはならない。そのうちアフィリエイトでわずかでも支援を……。


と、妄想はここまでで。
ミケランジェロやラファエルロを支援したユリウス2世の本名が「ジュリアーノ・デルレ・ロヴェレ」なことに、「ローヴェレ枢機卿かよー!」と今更に気づいた。*1 最近この時代近辺のことを勉強しているので、いろいろと頭の中でつながってきて楽しい。
一応読了したが、朦朧とした状態で読んでいたので再読の余地あり。ルネッサンスが「中世の反撥」ではなく中世の延長線上にあるという辺りが気になる。


未読組。

王の二つの身体〈上〉 (ちくま学芸文庫)

王の二つの身体〈上〉 (ちくま学芸文庫)

何となく……というか本の半分が原注かよ……。


日本語練習帳 (岩波新書)

日本語練習帳 (岩波新書)

以前Brittyさんが「普段自分が使っている日本語の質について考えさせる好著」とお勧めになっていたので気になっていた。最近とみに日本語能力落ちている自信あるからな……。*2 外国語を学ぶには同時に自分の使う日本語を向上させないと……。


悪魔物語・運命の卵 (岩波文庫)

悪魔物語・運命の卵 (岩波文庫)

ブルガーコフに釣られた。

*1:川原泉の「バビロンまで何マイル?」という漫画で、主人公たちがチェーザレ・ボルジアの世話になるのだが、そのときチェーザレのライバルとして登場するのがローヴェレ枢機卿

*2:今趣味で訳している本があるが、自分の語彙のなさに絶望しかけた