「アトラス」読了ー。
最後の日本旅行の文だけちょっと「?」ってなった。
出雲で、神無月*1に八人の神々*2が集まって話し合う話。歴史を終焉させるような武器*3すらも考え出した人間を滅ぼすか否かということで、神の一人が「人間はこんなものも作りました」とある俳句を読み上げると、最年長の神が「じゃあ滅ぼすのをやめよう」という話。
自分が違和感を感じたのは、日本の神の中には罰するもしくは祟る神はいるけど、滅ぼす神はいないんじゃないのか、という点。*4
まあたぶん、私の考える一神教における神の位置づけも、あちらの人々からすれば微苦笑物だろうけど。

*1:出雲だったら神有月だけど

*2:「八百万なんて想像できないから八人で考えてみる」←縮約。念のため

*3:自分は核兵器を連想した

*4:日本神話って、世界終末論はないよな?