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ふと思ったんだけど、日本人の犬と猫の取り上げ方の違いは一体何なんだろう。
猫は「吾輩は猫である」を例に出す必要もなく日本人の意識において結構面白い位置を占めていると思うんだけど、犬がメインとなる作品ってのはあまりない気がする。「犬身」は書評だけ読んでうへえってなったのでパス。
猫は人間の代理というか、人間に対し批判的な視線を投げかけるというイメージの元擬人化されやすいけど、犬はあくまでも人間の忠実なる僕というイメージの元「主人公」といった役割は与えられにくいのか。
日本人は人間を擬猫化し、欧米人は擬犬化する……のか。まあ日本と欧米っていうもはや古臭い範疇で考えるのをやめろってか。
しかし一番の問題は持っている情報が少ないうえに偏っていること。ゆえに偏った意見が出てくる。ゆえに偏った考え方しかできなくなる。ゆえに老害と呼ばれかねない存在になっていくのでありました、マル。
というかあれだ、初めて読んだマンガが「アタゴオル玉手箱」なのが悪いんだ(責任転嫁)
- 作者: ますむらひろし
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1992/10/01
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