断ち切ったところで、過去の事実は決してなくなるわけではない。断ち切ろうとも、それが一体何であったのかを踏まえなければ、何も意味はないだろう(だが同時に、意味もなく存在していたものなどないのだという事実がある)。結局のところ、逃げだったのかもしれないと、思いつつ。