いつごろからかは知らないんだが、考え事をしていると部屋の中をうろうろしていることがよくある。「熊の徘徊か」と言われることすらある。しかし歩きながら考えるのはどうやら理屈に合っているらしく、西洋の書斎は歩きながら考えることを前提に設計されているらしい。昔の文人が「散歩」と称して締め切り間際に脱走っていうのは実は理にかなっていたんだな(笑)


ということで散歩。家→近所の川辺→家のコースを四回くらい回る。完全に徘徊。川の鴨が確実に増えている。ねぐらはどこなんだあいつら。セグロセキレイハクセキレイかはっきりと識別できなかったが、二三羽飛び跳ねていた。逃げないな、あいつら。電線にたぶんメジロ。梅にとまるのはウグイスじゃなくてメジロらしい。花札改訂の必要性があるんじゃないか、とかあほなことを考える。ここ数日の、意味不明のテンションがおさまる。


空はやはり縁が淡く天が濃い。