再びフェルナンド・ペソアの「断章」より。

8.
一流の詩人は自分が実際に感じることを言い、二流の詩人は自分が感じようと思ったことを言い、三流の詩人は自分が感じねばならぬと思い込んでいることを言う。


見えるものを見たままに書くこと。
見えないものを見えないままに書くこと。
見えるものを見えなかったように書くこと。
見えないものを見えたように書くこと。
見えるものを見るべきものとして書くこと。
見えないものを見るべきでないものとして書くこと。
見えるものを見るべきでないものとして書くこと。
見えないものを見るべきものとして書くこと。