先週末行って書くのを忘れていた。民博の「自然のこえ 命のかたち−カナダ先住民の生みだす美」を見てきた。
一言カナダ先住民といっても広くさまざまな人々がいる。それぞれの土地にあった生き方をしている。スペイン人が持ち込んだ馬が彼らの間ですぐに価値あるものとされ、バイソン狩りに活用されたことが面白かった。あと頭飾りで白イタチの毛皮を使っているものがあったのだが、本当に頭の先からしっぽの先までそっくりそのままの毛皮がずらずら並べられているのには少し圧巻された。
彼らにとって動物は「動物の姿をした人間」であることや、あの不思議な文様が解体と繰り返しから成り立っていること。
アザラシ狩りのビデオで呼吸穴から引きずり上げたアザラシをどうするのかとおもったら拳でゴンゴンッと殴ったのにはちょっと笑ってしまった。そのあと常設展示のオセアニア地域でのサメ狩りでも船で引きずるようにしながら頭を棍棒で殴りつけるというものがあった。


いつか手元に置くと決めていた「イニュニック(生命)」を購入。

イニュニック 生命―アラスカの原野を旅する (新潮文庫)

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