借りて読了。

スペイン巡礼史 (講談社現代新書)

スペイン巡礼史 (講談社現代新書)

サンティアゴ巡礼についていい本がないか訊いたところ勧められた。イスラムユダヤの世界での巡礼、現地信仰とキリスト教の融合、サンティアゴ巡礼のシステムとその現実、開かれた医療空間となったサンティアゴ巡礼路など、興味深かった。


オーデン詩集 (双書・20世紀の詩人 7)

オーデン詩集 (双書・20世紀の詩人 7)

以前から読もう読もうとおもっていたオーデン。しかしこの一冊では何かがうまくつかめなかった。もう二三冊当たってみる必要があるみたいだ。オックスフォード大学詩学教授就任講演「作ること、知ること、判断すること」はもう一度読み返す。


買って読了。

ペソア詩集 (海外詩文庫)

ペソア詩集 (海外詩文庫)

ペソアは私にとって恐ろしい詩人だ。その世界に否応なく引き込まれる。そこから抜け出せない感覚に陥る。ボルヘスの世界では私は旅する人間だが、ペソアの世界では私は囚われ人になってしまう。
タブッキがペソアへと私を導いてくれたが、この本に載っているタブッキの文章に(ジョバンニ・)パスコリの名前を見つけた。パスコリはパオロ・ウッチェロを描いた詩でずっと気になっている。
http://www.fondazionepascoli.it/poesie/pit01.htm(イタリア語)
読もうとおもいつつ放置している……。