読書

先日借りたもののうち、『ホイットマン詩集』『未知の国スペイン』『中世の風景(上)』読了。 で、また借りてきた。芸術と政治をめぐる対話作者: ミヒャエル・エンデ,ヨーゼフ・ボイス,Michael Ende,丘沢静也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1992/11/12メ…

リニューアル中です。。を見に行った帰りに買った。既読だけど手元にほしかったので。ボルヘス怪奇譚集 (晶文社クラシックス)作者: ホルヘ・ルイスボルヘス,アドルフォビオイ=カサレス,柳瀬尚紀出版社/メーカー: 晶文社発売日: 1998/06/30メディア: 単行本 …

図書館で借りた。 既読組。小鳥の肉体―画家ウッチェルロの架空の伝記作者: ジャン‐フィリップアントワーヌ,Jean‐Philippe Antoine,宮下志朗出版社/メーカー: 白水社発売日: 1995/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るルネサンス初期の画家パ…

お薦めされたり気になったりしたもの。網羅するわけではなし。

帰省中に読了。柿の種 (岩波文庫)作者: 寺田寅彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1996/04/16メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 25回この商品を含むブログ (70件) を見る買う。 中谷宇吉郎随筆集 (ワイド版岩波文庫)作者: 中谷宇吉郎,樋口敬二出版社/メー…

できたらとかいっている場合じゃない。日ごろの生活をいかにだらだら過ごしていることよ。 日本史への挑戦―「関東学」の創造をめざして (ちくま学芸文庫)作者: 森浩一,網野善彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/12/10メディア: 文庫 クリック: 3回この…

木彫の詩人 エルンスト・バルラッハ作者: 上野弘道出版社/メーカー: 新日本出版社発売日: 2003/02メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る読了。著者のバルラッハ観がメインで、バルラッハの生涯や作品については 人間を彫る人生―…

「図書館」。 ヴァールブルクは、ばらばらに砕けた心と何千もの図像と無数の断片になった文章をもう一度一つにまとめようと努力した。「神は細部に宿りたもう」と彼は好んでくりかえした。

「ヴァールブルク学派」読了。が、理解には程遠い感じ…。ルネサンス初期の美術についてもう少し詳しければもっとわかるかな、と。 あの前セールだったので買った三冊。エトルリア人―ローマの先住民族起源・文明・言語 (文庫クセジュ)作者: ドミニクブリケル,…

画家カラヴァッジョは友人を殺してしまいローマを逃げ出すことになったが、その友人の名前がラヌッチョ・トマッソーニであると今日知った。「イギリス人の患者」の中で、泥棒カラバッジョの親指を切り落とさせるのはラヌッチオ・トンマゾーニ。 おまえの名前…

先週末行って書くのを忘れていた。民博の「自然のこえ 命のかたち−カナダ先住民の生みだす美」を見てきた。 一言カナダ先住民といっても広くさまざまな人々がいる。それぞれの土地にあった生き方をしている。スペイン人が持ち込んだ馬が彼らの間ですぐに価値…

阿弥陀聖 空也 (講談社選書メチエ)作者: 石井義長出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/11/11メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見る読了。空也から法然・一遍への流れがよくつかめてなかったのが、この本で大体…

借りた。辞書を読む愉楽 (角川選書)作者: 柳瀬尚紀出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版発売日: 2003/03/27メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る柳瀬さんのはときどき読みたくなる。けれどたいてい心が痛くなる。うう、ずさ…

「ヴァールブルク学派」まだ途中。とりあえず抜粋。 われわれは、おのれをそこに見出すところの自己の無知を探索し、打ち倒さなければならない。神は細部に宿りたまう。

借りた。ヴァールブルク学派―文化科学の革新 (ヴァールブルクコレクション)作者: 松枝到出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1998/09/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見るわかるようなわからないような……。こういうのは…

久しぶりに新書読書中。というより、現在課題の本にとりかかってるので他のを読む余裕がなかったというか。白川静 漢字の世界観 (平凡社新書)作者: 松岡正剛出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2008/11/15メディア: 新書購入: 16人 クリック: 83回この商品を含…

図書館。まだまだボルヘス。夢の本作者: J・L・ボルヘス,堀内研二出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1992/10/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (8件) を見る異端審問作者: ホルヘ・ルイス・ボルヘス,中村健二出版社/メーカ…

ひさしぶりに悪夢を見る。それも少し変わった悪夢。 いつもは目が覚めて「ああ、怖い夢だった」とおもうけど、今日のは目が覚めたあと少しの間、今のが夢なのか現実なのかわからないで、必死に現実のことをおもいだして「今のは夢だった」と結論づけるまでの…

先日服を買いに行った。服屋で数ヶ月前は何とかついていけていたのがまったくわからなくなっていることに衝撃を受けて、本屋に逃げ込む。ついでに衝動買い。ほめことばの事典作者: 榛谷泰明出版社/メーカー: 白水社発売日: 2005/09/20メディア: 単行本購入: …

「永遠の歴史」読了。

「アトラス」読了ー。 最後の日本旅行の文だけちょっと「?」ってなった。 出雲で、神無月*1に八人の神々*2が集まって話し合う話。歴史を終焉させるような武器*3すらも考え出した人間を滅ぼすか否かということで、神の一人が「人間はこんなものも作りました…

先日探すといっていたウィリアム・ブレイク挿絵の「神曲」を見つけたが……モノクロだ。まああれだよな、文庫版だからカラー無理だよな、モノクロじゃないと高くなるよな……と納得しようとしたが、納得できなかった。モノクロはモノクロでも色を感じれないただ…

「王の二つの身体」第二章シェイクスピアまで読了。 国王の「自然的身体」(物質的)と「政治的身体」(制度的)において、前者が傷つき死ぬことがあっても後者が死ぬことはない(=王という権利・立場は死なない)というのを読んで、「ああ、フレイザーの『…

ありのまま(ry アマゾンでアントニオ・タブッキの洋書を探していたら、「夢の中の夢」と「フェルナンド・ペソアの最後の三日間」が入っている洋書(英語)を見つけた。 ……「夢の中の夢」のイタリア語版はないのか(何を考えているんだ)

待て、前借りたの読み終わってないぞ自分。永遠の歴史 (筑摩叢書)作者: J.L.ボルヘス,土岐恒二出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1986/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るとりあえず表題の章は読了。よくわからなかったけど(だめだろ) …

久しぶりに「図書館」。 ウェブは瞬間的な存在である。時間を占有することはないが、まるで悪夢のように、どこまでも現在であり続ける。 というのを、Twitterの話を聞いておもった。Twitterは見る分には構わないが、やる気は起こらない。 ウェブでは熟考より…

前回の借り出し期限を越えた分の罰則期間が終わったので。となりのカフカ (光文社新書)作者: 池内紀出版社/メーカー: 光文社発売日: 2004/08/18メディア: 新書 クリック: 10回この商品を含むブログ (20件) を見る「カフカってこんな人ですよー」な簡単な伝記…

考えてみたらウィリアム・ブレイクの挿絵での「神曲」があるに違いないと思ったら、あった。神曲 地獄篇 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)作者: ダンテ・アリギエーリ,寿岳文章出版社/メーカー: 集英社発売日: 2003/01/17メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1…

前借りて書くのを忘れてた。メルヴィル ― 代書人バートルビー (バベルの図書館 9)作者: ハーマン・メルヴィル,ホルヘ・ルイス・ボルヘス,酒本雅之出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1988/11メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (17件) を…

ボルヘスの「幻獣辞典」を読んでいたら「バルトアンデルス」という項目があって、何か飲んでいなくてよかったとおもった。飲んでいたら確実に噴いてた。懐かしいな、バルトアンデルスの剣……。*1 しかし最近ボルヘスを読んでいて、ときおりこういうふうに懐か…